旭川じじ・ばばの四季の便り


by tonakaidayori
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ヒグマ談義 1

今年の北海道は、例年になくヒグマの目撃情報が多い。釧路の白糠町と、胆振の穂別町では、ヒグマに襲われる人身事故で三人が死傷している。

 白糠の事故は、キノコ採りの男が襲われ死亡。穂別町の事故もキノコ採りの二人が襲われ重傷を負った。

 今年はドングリやヤマブドウ、コクワなど、冬眠前のヒグマが腹を満たす山の実りが不作に当たっている。春先の開花期の天候が良くなかったみたいだ。そのため餌を求めて人里へ下りてきているという。

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 ~ 熊牧場で撮影のヒグマ ~

 もうかなり昔であるが、夕張岳の裏登山道の入り口付近にオショロコマを釣りに出かけた。車を降りてかなり奥に入り込んだ。出発前に、入念に準備をした。当時狩猟免除を持ち、猟銃の所持許可があったので、五連の散弾銃を持ち出かけた。

 いよいよ釣りが始まるので、用意周到に入川する。勿論、散弾銃を担いでである。いくらも歩かないうちに、川岸の砂地にヒグマの真新しい痕跡を見つける。

 ヒグマに急にあうと、銃を構える暇もないので、右手に釣竿、左手に銃を持ち前に進む。かえってこんな格好では、虻蜂取らずである。新しい大きな足跡が右往・左往している。

 釣りにならないので、その場を立ち去ることが得策である。まさに、二兎を追うもの、一兎も得ずである。魚釣りに熱中しているときは、川ばかりに集中しがちだが、そんな時も周囲の警戒を怠らないようにしたい。

 さて前段の穂別町の事件であるが、一人は銃を持っていたそうだ。ヒグマを見つけて発砲しヒグマに命中していたみたいだ。その手負いのクマに襲われたのである。

 先輩の話では、クマ撃ちをするときは、樹の陰から打たないと、襲われると聞いたことがある。弾が当たっても瞬間的に生きているので襲ってくるみたいだ。

 クマと格闘をしているところに、もう一人の友人がやって来て、腰に下げていた山刀で、クマの心臓を刺したそうだ。それでも二人とも重傷である。コワイ。怖い。

 私も山菜採りや、渓流釣りに出かけるが、腰にはいつも山刀か、鉈(なた)を下げていくことにしている。

(2005.12.10 isamu)
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by tonakaidayori | 2005-12-10 10:38 | 動物