地域の宝物 『 永山 新川 』
2006年 04月 03日
旭川中心部を水の危険から護るため整備された永山新川。道路で言えば「バイパス」まさにその通りの新しく出来た川。その川が、オオハクチョウを含めカモ類の渡りの中継地でもある。
3月になると、カモたちの偵察隊が入り、徐々に増え今日に至る。
水鳥の大半は、オナガガモである。その名のとおり、雌雄とも尾がとがって長い。ここにいるカモ類の99%がこの種である。
近くで採餌している中に、2羽だけキンクロハジロのオスがいた。メスは見あたらなかった。頭部に垂れ下がっている冠羽があるので識別できる。
数は少ないが、ヒドリガモが数羽泳いでいる。上は、オスである。顔が赤褐色で、尾は黒い。
上は、メスである。パンチ・パーマーをかけたみたいに、頭に黒褐色の班がある。
「パンチョ~ダイ。」「お腹すいたヨ~。」
「愛してるヨ・・・・。」「え~え~ぼくを~。」「ピューピュー・・・。」「ガヤーガヤー。」全く騒がしい。
地域住民と行政が1体となり活動を広げている。天気のよい日、ぶらりと、ハクチョウを見に出かけませんか?
(2006.4.3 Isamu)