『ゴロッホ、ホー、ホー』と鳴くフクロウ
2008年 12月 05日
「ボロキテ、ホーコー」「ノリツケ、ホーセ」こう鳴く思いあたる鳥は、エゾフクロウ。
~~さえずりを人の言葉にたとえて表現した「聞きなし」
普通の鳥とは違って、眼が前面に二つ並び、顔がハッキリして、魅力的な顔立ち、
見る人をとらえて離さないものがある。
上の個体は、羽づくろいをしている。嘴を使って、尾のつけ根の背面にある
脂腺から出る油脂をまんべんなく塗り、雨やほこりなどの汚れを予防している。
頭などは、足につけて塗る。
夜の猛禽「フクロウの仲間」は、暗闇から音もなく忍び寄る忍者そのもの。
その秘密は、翼の1枚1枚のヘリが細かく刻み込まれているから、摩擦音が生じない。
そのため夜の獲物に音もなく接近できるのである。
時速300kmで走る新幹線のパンタグラフから出る音を小さくするため、
取り付け部に細かいひだをつけ音量を小さくしているのも、これからヒントを得ているそうナ!!
(2008.12. 2 Isamu)