早《キタキツネ》の衣替え
2010年 04月 08日
野生のキタキツネは、ヒトの足おとをチョット聞いただけで、一目散に逃亡!!。
ここが、その辺にいる観光ギツネと違うところで、野生の貫禄がある。
雪に響く、じいちゃんの足音に気付き、一目散に逃げ出す。そしてある程度の
距離をおいては、こちらの動向に立ち止まって、様子を伺う。
あまり危害を加えない年老いたじいちゃんの姿を見て、安心して悠々と立ち去る。
しかし全面的に気を許したわけではない。なぜなら樹木の間から、あの細い目で
こちらの動向を観察している。
何回も安全を確認した後は、悠々とその場を立ち去る。
早いもので、もう毛替わりが、部分的に始まっている。お気づきのように、
尾がところどころかたまって、団子ができているのが、わかるか……ナ?
時はまだ雪に覆われた3月18日のことでした。あの美しい冬の毛並みと別れて、
暑さに適応して、快適に過ごせる夏毛になるからだ!!
(2010.3.18 Isamu)