天塩の振老~『ヒシクイ』
2006年 04月 12日
振老に、ヒシクイが何羽かいるという情報があった。しかし、天塩の町も、広くて何処にこのガンが居るのか見当がつかない。アチコッチ探し。車で何キロも見てあるいたが、それらしいところはない・・・。
諦めて天塩の町を目当てに走り出した。すると空き家の後ろに、いたいた何百というヒシクイが、
群れをなして待っていてくれた。
「じいちゃん遅いぞヨ、こんなに首を長くして待っていたのヨ。」・・・と。でも起きて待っていたのは1羽だけで、後は首を丸めて背に乗せ寝ている。
水鳥は、必ず1羽が、目をキョロキョロと警戒に当たるそうナ・・見張り役。「怪しげな、じいちゃんがお出ましだ。」するとぼちぼちと目を覚ます。
飽きず、にじいちゃんが、何枚もパチパチ・カチャカチャやるもんでこらえきれずに3羽ほど飛び立った。すると遅れまいと次々に飛び出す。わずかの時間に、全てのヒシクイが一斉に旅たち。
ガン類は、非常に警戒心が強く、人を近づけないそうナ。後に残ったのは、ハクチョウ6羽だけ。
ヒシクイと遊んで楽しい1日だった・・・・。
(2006.4.12 Isamu)